いよいよ明日、臨時国会が召集され、冒頭で安倍総理は衆議院の解散を宣言する。
野党第一党の民進党は衆参両院の議員総会を開き、前原代表が小池新党の希望の党との合流を目指したいとの考えを述べるのではないかと言われている。問題は前原氏がそうした内容の党運営の一任を取り付けられるのかどうかである。
今入った情報では前原氏は無所属候補として出馬することも考えているとのこと。参院民主党はそのまま残し、衆院議員で希望の党から出たい人には容認したいようだ。
いずれにせよ、小池氏を代表に立てて、安倍自民公明政権を倒すことが大目的と考えている。そうなると、小池氏は都知事を後進に譲り自らが国政に打って出ることになるかもしれない。後任には橋下徹、松沢成文、細川護熙氏等の名が取りざたされている。 私の勘では自公政権は都知事選や都議会選挙と同じように小池新党グループが大勝利するのではないかと思う。
公明党は小池都知事が国政政党の代表に就任した時点で激怒したらしいがオカシナ話だ。そもそも公明党が都議選で自民党と決別したのは、都知事選の大敗北の結果見て、反小池を続けたのでは負けるかもしれないという判断があったからではないのか。事実、都議選では小池知事の応援演説の効果もあって全員当選できたではないか。
また、東京では唯一小選挙区で当選した公明党の太田昭宏氏の地元12区には、希望の党の候補者は立てないとまで言ってもらっている。
清潔・公平・平和の党だと主張している公明党が、不倫、森友・加計問題での不公平、集団的自衛権行使など、党是に反し腐敗した自民党の補完勢力に堕している姿こそ問われるべきだ、唯々政権にしがみついているとしか見えない。
それはなぜなのか、権力による創価学会弾圧を恐れているからではないのかとみる識者もいる。次期衆院選挙においても自民党の泥船に乗って運命を共にするようだが、議席減になることは間違いないであろう。公明党の候補者は全員が創価学会員である。ということは、全候補者が本門戒壇の大御本尊と決別し、朝晩の厳格な五座三座の勤行をしていないようでは、絶対に良いことはない。来月22日の選挙結果に現証がでるであろう。