私は、令和6年(2024)2月16日、大阪にある出版社・風詠社の協力を得て9冊目の本を出版しました。原稿を書き上げるまでに要した年数は約2年。本書で私が最も書きたかったことは5つあります。
第一は、日蓮大聖人の「神天上の法門」とは何かについて、分かりやすく解説したかったことです。この法門は、日蓮大聖人の国家諌暁の書「立正安国論」の精髄だからです。即ち、大聖人は地球上に三災七難がおこる根本原因は悪法の流布にある、と喝破し悪法の一凶を禁断せよ、と獅子吼されました。禁断とは具体的に言うなら、悪法の布教活動を止めさせることであり、活動の原動力となる布施を止めることであります。そして、正法を流布することが地上の楽土建設に欠かせないことを叫ばれたのであります。では、悪法とは何か、正法とは何かを明らかにせねばなりません。この点につきましては結論を述べて論を進めました。
第二は、一凶は時代によって変わることを述べ、現代における一凶とは何かを特定するために、創価学会の”黒歴史”を示すことで証明いたしました。
第三は、創価学会の教義の中核をなす池田大作氏の”宇宙法界論”は六師外道の邪義であることを、徹底して折伏いたしました。
第四は、悪法に取りつかれた創価・公明のペルソナを剥ぎ、闇の世界を明らかにいたしました。