有川靖夫の日記・地涌の会のブログ

釈尊と日蓮大聖人の本当の教えを学び実践する会

本門戒壇の大本尊から月々日々に遠のく創価学会

 西暦1279年(弘安2年)の今日・10月12日は、日蓮大聖人が出世の本懐たる本門戒壇の大本尊を造立された記念すべき吉日である。

 このことは大聖人が「種種御振舞御書」に「仏(釈迦)は40余年・天台大師は30余年・伝教大師は20余年に出世の本懐を遂げ給う・・・余は27年なり」とあることから明らかである。

 そして、この大本尊については「経王殿御返事」に、「日蓮がたましひを墨にそめながしてかきて候ぞ信じさせ給え仏の御心は法華経なり日蓮が・たましひは南無妙法蓮華経に・すぎたるはなし」と述べておられる。

 そして今、この大本尊は、興門派といわれる二代目・日興上人に連なる日蓮正宗の総本山・大石寺に厳護されている。この大本尊については、日蓮正宗の第27代目の日寬上人は「弘安2年の本門戒壇の御本尊は、究竟中の究竟、本懐の中の本懐なり、既に是れ三大秘法の随一なり、況や一閻浮提惣体の本尊なる故なり」と述べている。

 即ち、日蓮門下にあっては、この本門戒壇の大本尊こそが信仰の根本であり、全世界の人々が個人の一生成仏と世界平和を祈願する対象であることは疑う余地はない。

 我が地涌の会は本日、日蓮正宗第66世・日達上人猊下の常住御本尊に厳粛な五座の勤行を行う中で、本門戒壇の大本尊にたいする遥拝のお題目を懇ろに唱え、広宣流布の強い決意を固めました。

 一方、日蓮大聖人直結の宗教団体であることを主張している創価学会の機関紙「聖教新聞」では、本門戒壇の大本尊のことは一切報道していない。社説にあったのは「あす、大聖人御入滅の日」と題して本日は、「大聖人の正義の闘魂を受け継ぎ」「強盛の菩提心を”発す”日」と定義付けていた。

 学会は随分変わったものですね。このような社説は明日の社説で「今日、大聖人御入滅の日」として報道するのが至当ではないでしょうか。なのに、次善の策として明日のことを今日報道せざるを得ないタイミングの悪さの裏に何があるのでしようか。

 本門戒壇の大本尊から月々日々に遠のく創価学会、そして公明党、その行く末に良いことがあるのであろうか、かつて池田先生から「本弟子」の称号を頂いたことがある私は、非常に心配している。

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