有川靖夫の日記・地涌の会のブログ

釈尊と日蓮大聖人の本当の教えを学び実践する会

安倍政権に諸天善神の加護はない

 いよいよ明日は2018年の新年を迎えます。今年も様々なニュースがありましたが、日本にとって最も懸念されたことと言えば、北朝鮮の脅威ではなかったかと思います。

 何故こんなことになってしまったのか、必ず原因があるわけです。世の識者の見解は概ね、アメリカと北朝鮮の対立があって、日本は日米安保条約によってアメリカ側にあるために、たえず北朝鮮の攻撃の対象になるというのであります。

 このことは北朝鮮が明言していることから疑う余地はないと言える。特に安倍総理トランプ大統領とは親密な関係にあり、対北朝鮮政策ではきっちりと歩調を合わせている。特に北朝鮮に圧力をかけることについては、先頭に立って国際社会に呼びかけをしているため、余計に日本憎しの意識が高まるのであろう。

 そうなると彼らには日本列島を地球上から失くしてしまうことは容易にできる能力をもっていることから、よけい日本国民の不安は高まる。

 もっとも、北朝鮮が日本に対して核を搭載したミサイルを飛ばすには、アメリカとの全面戦争を覚悟しなければ出来ないことであるから、簡単に出来ることではない。しかし、だからといって、楽観視することは出来ない。

 対北朝鮮との戦争は、日米韓側と北朝鮮の双方において、軍事力行使のタイミングが大きく左右するため、それをいつと判断するかギリギリの決断が重くぶら下がっている。

 日本が今、このような状態に置かれているということは、かつて二度にわたって蒙古襲来に遭遇した歴史があったことを想起させられる。この蒙古襲来を予言した人物は日蓮大聖人である。その根拠については、日蓮の国家諌暁の書である「立正安国論」に明らかにされている。

 即ち、結論を述べるならば、政権を担っているものが、正しい仏の教えに背き、逆に批判するために諸天善神の加護を失い他国から襲われるという「他国侵逼の難」が起こるというのである。

 釋迦と日蓮大聖人が説く正しい教えとは、現代においては釈迦が最高の教えと自ら断言した妙法蓮華経という法華経であり、そこに帰命することを説いた日蓮大聖人の南無妙法蓮華経の本尊を根本にするということになるのである。

 日蓮大聖人は自らの究竟中の究竟の本尊として弘安2年10月12日に本門戒壇の大御本尊を建立された。したがって、この大御本尊に帰依するか違背するかが、安国になるか他国から攻撃されるかの分岐点になるのである。

 残念ながら安倍政権を支える公明党創価学会は、かつてはこの大御本尊に帰依して未曾有の大発展を遂げたが、今日においてはここから離れてしまったのである。今後どうなるかは推して知るべしである。